2014年06月23日

白内障手術で入れるレンズは、多焦点レンズ?単焦点レンズ?その違いと特徴。

白内障手術をする際に、
「単焦点レンズにするか、多焦点レンズにするか」という選択に迫られます。

私は多焦点レンズにするつもりでしたが、術前検査により多焦点レンズが目に合わないということが分かり、
結局、単焦点レンズを入れました。

まず、その違いですが
単焦点レンズとは・・・その名の通り、一箇所にしか焦点が合わないレンズです。
視力は手術の前に、自分の希望で決められます。
たとえば「0.5にしたい」と言えば、0.5の所でくっきり見える目になります。
しかし、それ以外には焦点が合わないので、0.1あたりとか(本を読む時の手元)、1.0以上の遠く、などは
焦点が合わないので、ぼんやりします。

通常は近くを見えるようにするか、遠くを見えるようにするか、で決めて、
近くを見えるようにしたら、遠くは眼鏡やコンタクトで見えるようにする(普通の人の近眼と同じ)
遠くを見えるようにしたら、近くは老眼用メガネ(手元を良く見えるようにする)を作る必要があります。

もともと人間が持っている水晶体は、脳と連動して、近くと遠くとピントを合わせる機能を持っていますが、人工のレンズはそれを持っていないということなのです。

多焦点レンズとは・・・単焦点に比べ、4か所程度(だったかな?)に焦点が合うようになっているレンズです。
つまり、単焦点レンズのように眼鏡などの矯正が必要なく、近くも遠くも見える、というもの。
ただ、目に入ってくる光を、単焦点レンズは一箇所に集めるのに対し、多焦点レンズでは、いくつかに分けるので、単焦点レンズほどピントが合う場所がクリアに見えない可能性があるそうです。
それと、もともと乱視を持っている人は手術後も乱視が残り多焦点レンズを入れても矯正が必要な場合もあるようです。

この二つを比べれば、「じゃ、多焦点レンズの方がいいじゃん」となりますが、
価格の問題があります。

単焦点レンズは保険がききます(保険証が使える)。それに対し、多焦点レンズだと自費治療になります。

多焦点レンズを入れる場合、レンズ代だけではなく、手術自体が自費になりますので、単焦点レンズの場合の数倍の費用がかかるのです。

私の行っていた病院では、手術代は単焦点レンズなら片目6万円(3割負担)、多焦点レンズなら片目40万円と言われました。

ちなみに、保険会社の医療保険も、自費治療の場合はほとんどの場合もらえません!(先進医療特約をつけているともらえるそうです。多焦点レンズを考えたい人はぜひつけて!!)

「白内障です」と診断されたら、まずは医療保険に入ることを強くおすすめします!!!
私は、月額1700円くらいの医療保険でしたが、一応入っていたので、白内障の日帰り手術でも10万円もらえました(*´▽`*)

かかった費用や、単焦点レンズの見え具合については、また書こうと思います。

とりあえず、お医者さんに手術を勧められる前に、保険に入っておくと、未来の自分に感謝されるとおもいます(笑
「医療保険」の安いやつでも、けっこうな金額でキャッシュバックきますよ〜
保険選ぶなら【価格.com 保険】






人気ブログランキングへ



posted by リカ at 12:43| Comment(3) | 単焦点レンズと多焦点レンズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする